今日は地元の小学校でいのちの授業を行いました。
長男が6年生の時からなので、今年で4回目になります。
6年生136名、保護者18名が参加してくれました。
年々保護者の参加が増えつつあり、関心の高まりがうれしいです。
テーマは『いのち』
・大人になるということ
・この世に生を受けるということ
・誰のために生まれ、何のために生きるのか
・人間らしく生きるとは
6年生には少し難しいかもしれませんが、思春期の今知ってほしい・考えてほしいことを助産師の立場から伝えてきました。
思春期の身体と心の変化、
奇跡の確率で自分がここに存在し、未来へいのちを繋いでいくことの大切さ
妊娠~出産のビデオなどを通して親子の絆や誕生日について
いじめや自殺の話題から、思いやりや個性をたいせつにすることの意味
規則正しい日常生活が全ての基盤であること
こんな内容のお話をさせていただきました。
途中赤ちゃん人形の抱っこをしたり、折り紙で受精卵の大きさを確認して大きく育った自分を再認識しました。みんなとてもいい表情で体験してくれましたが、学校の方針で写真をUP出来ないのが残念です。
今日の経験から自分を大切にすることや、人を思いやり大切にすることを学んでもらえていたらいいなと思います。
子供たちが安易に死ぬことを選んでしまう今の時代、全ての子供たちが辛くても生きていくことを選べる強い心を持てるよう、いのちについて語ることはとても大切だと感じます。
学校の先生の中には、寝た子を起こすな!といわれる方や、うちの生徒には必要ないといわれることもよくあります。
性教育=いやらしいこと と感じているようですが、性とは心が生きること・心を生かすことに通じます。
子供たちが人間として強く生きていけるような『いのちの授業』は必要だと感じます。
ぜひお家でも、生まれたときのお話をしてみて下さい。きっと子供たちは両親の思いを受け止め絆が深まると思います。『家族の絆』それが性教育=いのちの授業の原点なのではないでしょうか